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資金繰りには気を配ろう! ~ビジネスに活かす孫子の兵法~

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みなさんは自分が現在の暮らしを送るのにだいたい幾ら生活費がかかっているのかちゃんと把握して生活していますか?自分自身のことなので少なからず意識はしているはずです。

 

では自分が現在所属している会社が運営していくのに必要な資金はどうでしょう?恐らく経理部門の人でなければ正確な額は把握できないと思いますし、社長などもすぐに答えるのは難しいところがあると思います。

 

実は孫子の兵法でも資金繰りの大切さについて説いている箇所があります。孫子のいた時代も当然食糧の購入や人件費なども支払いは金銭です。そうなれば将軍など組織全体を見る立場にあった者からすればコスト管理は必ず行う必要があります。現代でもそれは同じで会社の経営に携わる人達であれば資金の把握は行う必要が出てきます。そういった資金の流れはリアルタイムですぐに報告が来るのであればいいですが報告等の関係でなかなかそうはいきません。そのため組織を率いる立場にある人達は自分が知らない所でも様々な金銭の流動が発生していることを把握して今後の行動計画を建てる必要があります。それは資金だけでなくその会社の経営に関わる事態全般に言えます。

 

そんなコスト管理などを意識してる孫子の言葉がこちらです。

 

一日に千金を費して、然るに十万の師挙がる 

 

一日に千金を使って、はじめて十万の軍隊ができあがる」とゆう意味です。

 

千金などとゆうと大金であることなので、当時も1つの軍隊を持つだけで相当なコストがかかったことだと思います。それに加えていざ戦となった場合はそれに掛かる費用なども出てくるので、当時の人たちも資金の準備や他のやり繰りには相当頭を悩ませていた問題だったと思います。

 

 現代社会でも会社の現状を維持するためには当然資金が必要ですし、新しい事業を展開するとなった際にもそれ見合う金額が必要になってきます。そういったことを踏まえて事業の経営や計画を考えていかなればいけないのは今も昔もあまり変わらないのかもしれません。

 

組織全体を運営していくポジションにあるとどうしても現場で起こっている情報が必ずしもすぐに伝わらず、タイムラグが発生してしましいがちです。あとから対応していては手遅れになるケースもあるのでそうならないためにも、情報の伝達に注意することや自分の周り以外の場所にもアンテナを張っていくことが大事であると思います。兵法書とゆうと戦略のことに目がいってしまいがちですがこの部分は組織を束ねていくうえで大事であるといえます。