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雑記ブログとして様々な話題を載せていきます。

緊急事態宣言とは?発令されたら仕事はどうなる?

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感染拡大が広がる新型コロナウイルスの影響を受けて政府は緊急事態宣言を行う方針であることが分かりました。

対象地域として東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県を一か月程度行う考えであるようです。

緊急事態宣言とは新型インフルエンザや新感染症から国民を保護するための法案で条件として
(1)国民の生命・健康に著しく重大な被害を与える恐れ。
(2)全国的かつ急速なまん延により国民生活と経済に甚大な影響を及ぼす恐れ。
この2つの要件がそろえば発令される宣言です。

具体的には百貨店やイベント開催などに対して法的な根拠をもって使用制限を要請することができますが、企業等の自粛要請は含まれていません。そのため勤務がなくなることはありませんが企業の判断によってはテレワークや交代勤務などを行うことも考えられます。また保育所や学校なども休止を要請や指示の対象に該当するので休みとなる可能性は高いです。

緊急事態宣言は政府が地域を指定し、該当する都道府県知事が不要不急の外出を自粛要請できることや学校の休校、映画館・デパートなどの利用停止、イベントの開催自粛の要請・指示などを行うことができます。あくまでも強制力のあるものではないので海外のような罰則はありませんが国民には努力義務が生じますし、自粛要請に応じない事業者名などはウェブサイトなどに公表されるため事実上の影響力は大きいと言えます。

緊急事態宣言になると仕事はどうなってしまうのか。これは運動施設や学習塾など業種によっては休止要請が出されるようですがそれ以外の企業には自粛要請が含まれてないので勤務自体が激変することはないと思います。ただテレワークや交代勤務が注目されているので企業によっては今後はそういった手段を使っていく可能性もあります。

また食料品や医薬品、スーパー等の生活の維持に必要なお店や金融サービスなど日常生活に必要なライフライン関係についても自粛要請はありませんし、バスや電車などの公共交通機関も使用制限がかかってはいなので基本的に平常通りの運行となる見通しです。

緊急事態宣言が出されても海外のロックダウン(都市封鎖)とは違い罰則等はなく日常生活が一変するといった事態になることはないですが緊急事態宣言が発令されることで自粛要請に法的根拠が出るので多くの人達に重大性は伝わるのもと思われます。他人事と思うのでなく一人ひとりがこれ以上の感染拡大を防ぐといった意識をもって生活を送っていくことが大事ですね。

当たり前を疑ってみることで新しい道は開けます! ~ビジネスに活かす孫子の兵法~

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孫子の兵法 無形

長期間にわたって同じ業界・職種で働いているとある程度そこの仕事の流れや動向、今後のパターンが読めてきます。そういった経験を活かして仕事を行っていくことは大切です。しかし長年用いてきた慣習や流れに固執するあまり他にもっと良い選択肢が出てきたにも関わらずみすみすそれを見逃してしまう恐れもあります。これまで培ってきた固定概念をちょっと外してみることで新しい方策が見えてくることもあります。孫子の兵法にもその部分が載っていたので紹介していきます。

 

"兵を形(あらわ)すの極は、無形に至る。無形なれば、則ち深間も窺(うかが)うこと能(あた)わず、智者も謀ること能わず。"

 

軍において究極の態勢は無形になることである。無形であればスパイが深く侵入することができず、知恵者が謀略をしかけてくることもできない、という意味です。

ここで出てくる無形とはただ単に形が無いというよりは柔軟に対応する姿勢のことを指してると考えたほうが良いです。決まりきった行動や考え方ばかりしていては相手にこちら側の動きを読まれてしまいます。状況によって常に対応を変えていくことによりこちらの動きを予測されることを防ぎ形勢を有利に運ぶことができます。

 

ビジネスでこの無形を活かすとすれば思い切って従来のビジネスモデルを転換してみることも柔軟な発想かもしれません。


大手写真メーカーで有名な富士フィルムがありますが、2006年に化粧品市場に参入しました。「写真フィルムのメーカーがどうして化粧品業界に?」っと思った方もいらっしゃると思います。それはデジタル化の波が写真業界にも押し寄せたことが一つの原因です。

 

もともと映画用フィルムメーカーとして創業しそれ以降写真フィルムを主力事業として経営していまいしたが、2000年代に入りデジタルカメラが普及し始めるとその流れに伴い写真フィルム分野の売上高も毎年200億円のペースで減少に入ります富士フィルムが新規事業の参入に舵を切ったのはこうした目の前に迫ってきた危機感があったからだと思われます。

 

化粧品市場に進出するにあたり全くゼロの状態から始めたのかと言えばそうではなくそこには技術的な裏付けがありました。

 

人の皮膚を構成している70%はコラーゲンが占めており、同じく写真フィルムの主成分もコラーゲンです。富士フィルムでは長年の実績でコラーゲンの不純物を極限まで削ぎ落とし、かつ長期間成分を安定させる独自の技術を持っています。また時間の経過と共に発生する写真の色あせを防ぐための抗酸化技術も製品の品質を低下させないために活用しています。こういった技術の結び付きが見事に新たなジャンルに転換を図ることができたのだと思います。

 

今までの経験や実績をいきなりひっくり返して新しいものを行うことはなかなか難しいものがあります。しかし現在ある常識を疑ってみることで考えもしなかった別な道が見えてくる可能性が出てきます。一度は自分が現在あたりまえの様に持っているスキルや強みを客観的に洗い出してみることも大事ではないでしょうか。

 

 

知っておいて損はない!ホワイトデーのお返しにある意味とその一覧

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お菓子

バレンタインデーのお返しとして一か月後にある3月14日のホワイトデー。お返しの品として考えた末にお菓子を選ぶ人も多いかと思います。ホワイトデーの発祥は元々日本のお菓子業界が広めたものと言われてるのでホワイトデー直前ともなるとたくさんお菓子がお店に出回りますが種類によってそれぞれ意味があるのはご存知でしょうか?ただのお礼のつもりで渡したものでも実は違った意味で捉えられてしまう恐れもあります。今回はお返しにある意味を載せていきます。

・マシュマロ
フワフワして美味しいお菓子でありますがその意味は「あたたが嫌い」。
柔らかい食感からやんわりとお断りするといった意味や、口の中ですぐに溶けてしまうことから早く終わりにするといったニュアンスがあります。

・グミ
こちらも「あなたが嫌い」という意味です。こちらも割と口の中ですぐに噛んで消えてしまうものなのでマイナスのイメージで捉えられているようです(^^;)。

・マドレーヌ
焼き菓子として人気のあるものですが貝の形をしているものが多く、貝がピッタリと重なり合う→「仲良くなりたい」といった意味になります。

・クッキー
サクサクとした乾いた食感からサッパリした関係ということで「友達のままで」という意味になので割とオーソドックスに使えそうです。

・キャンディー
こちらには「あなたが好きです」といった意味があります。キャンディは固くて割れにくいことや口の中に入れても長期間残ることから、いつまでも長い間続く関係といったイメージにつながるためです。明らかに恋人向けのものなので渡す人には気を付けた方が良さそうですね。

・マカロン
高級感がある印象から「特別な人」に対してプレゼントする意味があります。付き合っている人はもちろん親友に向けとしても使えます。

・チョコレート
ホワイトデーのお返しとしては「特に意味がない」ものです。言い換えればいままでと変わらない関係とも言えますので義理チョコのお返しとしては無難です。


なんだか連想ゲームのような感じでそれぞれの意味を載せてきましたがやっぱり気にする人は気にしてしまうこともあるので、渡す物にもちょっとした配慮は必要ですね。直前になって急いで購入するのでなく、事前に余裕を持って探してみるのもいいかもしれません。

戦わずして勝つ!これが究極の勝利です ~ビジネスに活かす孫子の兵法~

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孫子

孫子の兵法の特徴として決して好戦的な兵法書でないことがありますが、ただ単に何もしない平和主義という訳ではなく直接戦争という手段を使わなくても他の方法でこちら側に形勢を傾かせて最終的に勝利を呼び込むことが最善の勝ち方だと説いています。戦う手間を省いて勝つことができたらそんないいことはありませんね。

今回ご紹介する言葉もまさにそれに当てはまるものがあったので載せていきます。

”凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。”

戦いの基本としては、相手の国をそのままので状態で降参させるのが一番すぐれた方法で、直接相手の国を攻めて降参させるのは二流のやり方である。という意味です。

実際に戦わなくとも相手をまるごと屈服させて勝利することができればそれに越したことはありません。武力行使で直接戦ってしまえばどうしてもこちら側にも損害が出るのは避けられず、戦が長引いてしまえばそれだけ被害が大きくなります。それでは例え勝利できたとしても戦後の復興が大変で非常に割に合わないものになってしまいます。無傷の状態でそっくりそのまま勝てる方法があるのならそちらの手段を使った方がはるかにメリットがあります。

では具体的にどういう戦い方をすれば戦わずに勝利できるのかその続きを載せていきます。

”上兵は謀を伐つ、其の次は交を伐つ、其の次は兵を伐つ、其の下は城を攻む。”

最もいい戦い方は相手の陰謀を阻止することであり、その次は相手を外交で孤立させることである。その次は実際に軍隊を使って相手を破ることであり、最もまずいのは相手の城を攻めることである。という意味です。

実際に刃を交えることだけが戦いではありません。外交や情報戦など知略を用いた駆け引きもある種の戦いであると言えます。まず最初に大事なことは相手の戦意を挫くことで戦意を奪ってしまえば直接戦わなくてもこちら側の有利な状況に持っていくことができます。反対に一番まずいのは相手の守る城を攻めてしまうことで、簡単には倒すことはできないうえ勝負がつくまで被害が膨れ上がり時間も長期化する恐れもあります。

ビジネスでも戦わずに勝利する方法というものを取り入れるとすればニッチ産業を狙ってみるのも一つの手です。ライバルなどが多い既存の市場ではどうしても他の相手との競合が避けられません。将来的な成長などを考えるならまだ誰にも目がつけられてないニッチ(隙間)な市場に狙いを定めて一番乗りしたほうが可能性は上がります。他と争うこともビジネスを行っていくうえでは必要なことかもしれませんがあえてそれをしないことで拓けるビジネスもあると思います。勝ち方にもいろいろな方法があるという事を意識してみるといいですね。

 

完璧の求めすぎはほどほどに! ~ビジネスに活かす孫子の兵法~

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孫子

 

あともうちょっとだけ・・・そう言いつつ気が付いたら遅くまで打ち込んでいたなんてエピソードはありませんか?仕事やプライベートでも少なからず心当たりのある方いらっしゃるのでないかと思います。

自分の納得の行くまで物事を突き詰める姿勢は時として必要な時もありますし素晴らしいことだと思います。しかし場合によっては気づかないうちに自分を追い込んでしまう危険もあるので注意が必要です。ある程度目処がついたならいったんそこで一区切りつけてみるという選択肢もありです。

 

孫子の兵法にも完璧すぎに警鐘を鳴らし、長期戦の不合理さを説いてる箇所があったのでそれを載せていきます。

兵は勝つことを貴ぶ。久しきを貴ばず。

 意味としては「戦争は勝つことを最優先とするが、長引かせるのはよくない」という意味です。

 

最終目的である勝利を目指すのは当然ではありますが、とは言え完璧な勝利を望みすぎて戦をいたずらに長引かせてしまえば、限りある国力をどんどん消費してしまい本来必要なかった余計な出費や被害が出てしまいます。またその混戦に関係のない第三国が乗じてどちらも弱り切った所を見計らって参戦し、二か国とも飲み込まれてしまう恐れもあります。そうなれば折角勝利を手に入れたとしてもただ国を疲弊させただけで何も残らなかったという結果になってしまいす。なので将来のことを考えるならば、完全とは言えなくとも肝心な所を押さえて迅速な勝利を行えればそれで良しとする見方です。

 

ビジネスでも新事業の立ち上げなどで完璧な実績にこだわりすぎて時間やコストをかけ続けてしまったために、最終的には損失の方が多くなってしまったという結果になる恐れもあります。そのため実際に取り組む前に周到に計画をたて準備しておくこともまずは大事ですし、多少大雑把でもある程度採算も目処がついたらそこで確定させることも大切です。

 

理想を現実に少しでも近づけるために力を注いでいくことは確かに大切です。しかし周りが見えなくなるまで理想にこだわりすぎてしまってはいつまでたってもゴールが見えてきません。その時は満足のいく結果でなくともトータルで見てプラスになっていればいったん事態を精算することでそこまでの結果は残すことができます。そして今後どうすれば納得がいく結果に持っていけるか改めて考え準備することで、再挑戦していくという方法もあります。何事も欲張りすぎず周りをよく見て行動していくことは大事ですね。

 

周りの力を借りたほうが何倍も可能性は広がる! ~ビジネスに活かす孫子の兵法~

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 物事に取り組む上で自分ひとりで全て行うことは正直難しいです。もちろん仕事などで必要に迫られてどうしてもという状況などがあるので一概には言えませんが、基本的には誰かの力を借りたほうが一人よりも格段に効率が上がり可能性は広がります。「決して手を抜いてるつもりではないけど自分だけではなかなか成果がでない。」、「もう少し作業の時間を短縮することはできないか。」そんな様々な悩みを解決してくれるようなアドバイス孫子の兵法にもあったのでそれを紹介したいと思います。(今回はちょっと長めの格言です。)

敵を殺す者は怒なり。敵の貨を取る者は利なり。故に車戦に車十乗已上を得れば、其の先ず得たる者を賞し、而して其の旌旗を更め、車は雑えてこれに乗らしめ、卒は善くしてこれは養わしむ。是れを敵に勝ちて強を益すという。

 長くなりましたが意味としては”敵兵を殺すのは怒りの感情に因るものであるが、敵の物資を奪い取るのは利益になるからである。だから車戦で車十台獲得してきた者には賞としてそれを与え、敵の旗を味方ものに取り換えて、そのまま自軍に加える。そして降参してきた兵士は優遇して養う。これが敵に勝って強さを増すということである。”という内容です。

怒りにまかせて全て破壊し尽くすのでなく、使えるものは自分の力として利用することで勝利を得ると同時に新しい強さも得ていくことの大切さを紹介しています。

少し考え方を広げてみてですが仕事などでも一人で全て解決できればこれほど便利なことはありませんが、実際は一人でできることには限りがあります。しかし周りに協力してくれる人がいることで自分だけではできなかったことがスムーズに行えたり、今まで自分には思いつかなかったアイディアも出てきたりなど新しい可能性が無限に広がる余地が生まれます。

 「普段頑張ってはいるもののなかなか目に見える成果が生まれない。」、「今までのやり方では上手くいかなくなってきた、何か良いアイディアはないものか。」どうしても日々進んでいく中で悩み事は尽きません。そんな時は一人で悩み続けるよりも他の人の力を借りた方がもっと上手くいくと思いませんか?決して相手に依存していくということではなく自分が成長していくための手段と考えていいのかもしれません。人によって得意なもの不得意なものはどうしてもあります。自分の不足している所はそれをちゃんと補う対策をとり、得意なことはさらに伸ばせばいいのだと思います。今後も自分の成長を考えていくならばどんどん使っていい方法だと思います。

 

資金繰りには気を配ろう! ~ビジネスに活かす孫子の兵法~

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みなさんは自分が現在の暮らしを送るのにだいたい幾ら生活費がかかっているのかちゃんと把握して生活していますか?自分自身のことなので少なからず意識はしているはずです。

 

では自分が現在所属している会社が運営していくのに必要な資金はどうでしょう?恐らく経理部門の人でなければ正確な額は把握できないと思いますし、社長などもすぐに答えるのは難しいところがあると思います。

 

実は孫子の兵法でも資金繰りの大切さについて説いている箇所があります。孫子のいた時代も当然食糧の購入や人件費なども支払いは金銭です。そうなれば将軍など組織全体を見る立場にあった者からすればコスト管理は必ず行う必要があります。現代でもそれは同じで会社の経営に携わる人達であれば資金の把握は行う必要が出てきます。そういった資金の流れはリアルタイムですぐに報告が来るのであればいいですが報告等の関係でなかなかそうはいきません。そのため組織を率いる立場にある人達は自分が知らない所でも様々な金銭の流動が発生していることを把握して今後の行動計画を建てる必要があります。それは資金だけでなくその会社の経営に関わる事態全般に言えます。

 

そんなコスト管理などを意識してる孫子の言葉がこちらです。

 

一日に千金を費して、然るに十万の師挙がる 

 

一日に千金を使って、はじめて十万の軍隊ができあがる」とゆう意味です。

 

千金などとゆうと大金であることなので、当時も1つの軍隊を持つだけで相当なコストがかかったことだと思います。それに加えていざ戦となった場合はそれに掛かる費用なども出てくるので、当時の人たちも資金の準備や他のやり繰りには相当頭を悩ませていた問題だったと思います。

 

 現代社会でも会社の現状を維持するためには当然資金が必要ですし、新しい事業を展開するとなった際にもそれ見合う金額が必要になってきます。そういったことを踏まえて事業の経営や計画を考えていかなればいけないのは今も昔もあまり変わらないのかもしれません。

 

組織全体を運営していくポジションにあるとどうしても現場で起こっている情報が必ずしもすぐに伝わらず、タイムラグが発生してしましいがちです。あとから対応していては手遅れになるケースもあるのでそうならないためにも、情報の伝達に注意することや自分の周り以外の場所にもアンテナを張っていくことが大事であると思います。兵法書とゆうと戦略のことに目がいってしまいがちですがこの部分は組織を束ねていくうえで大事であるといえます。