現代社会で活かす先人たちの知恵!! ~古今東西の古典集~ ①ビジネスに活かす孫子の兵法編
はるか昔から脈々と読み継がれ人生の手本となってきた古典。より良く生きるために必要なサプリメントのような役割を担ってきた知識ですが、現代人がいきなり読んでもなかなか理解が難しい文言がでてくるのも事実です。このサイトでは管理者が今まで読んできた古典の中で気になった箇所を要約してビジネスや日常生活でどう活かせるのか載せていきたいと思います。少しでも古典に興味を持ってもらい、知ってもらうことで今後の人生のプラスとなってくれれば幸いだと思います。
最初は日本でも古くから伝わっている「孫子の兵法」を紹介していきます。

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孫子の兵法って?
「孫子の兵法」とは今から約2500年前、中国の春秋戦国時代に孫武という武将が作成した兵法書です。もともとこの兵法書は戦争を理論的に分析・研究し勝利にみちびくための法則を記録した書物でした。孫武自身も将軍として戦乱の時代を戦い抜いてきただけあって長年の経験と実績からしっかりと裏打ちされたムダのない内容となってます。
孫子の兵法の全体的な特徴として
・好戦的な兵法書ではなくむしろ軽々しく戦争を起こすことを戒めて、長期戦を行って無駄に国力を消耗することを奨励していない。
・勝手な思い込みや都合のいい解釈を排除し、徹底して現実を見て物事を進めていく。
・こちら側が有利に動けるようするため全体の主導権を手に入れる。
もともとは戦いに使うための兵法書でしたが戦争以外にもビジネスや日常生活など幅広い分野で通用する知識が豊富にありソフトバンクの孫正義氏や、マイクロソフトを創り上げたビル・ゲイツ氏など多くの人が参考に取り入れており影ながら現代社会に影響を与えています。

2.なぜ現代でも読まれ続けているのか?
大昔の兵法書がどうして今も読まれているのか?それは孫子の兵法が戦争というものを通して、人間の心理や社会の本質を突いていることにあると思います。世の中は人との関わりの連続で、生きていればどうしても争いや競争が避けられない時があります。それはいつの時代も同じことであり、その中で起こる出来事や経過にはほかならぬ人々の思惑が絡んでいます。孫子はただの兵法書としてだけでなく、そういった厳しい世界にどう対処し生き抜いていくかといったアドバイスを載せているのだと思います。
3.全体の構成
孫子の兵法は13の目次に分かれてそれぞれ構成されています。
簡単にまとめてみました。
1.計 篇…戦う前に注意すること。
2.作戦篇…行動を起こす前に準備するもの、必要事項。
3.謀攻篇…実際に戦わずに謀(はかりごと)を用いての戦い。俗に言う戦わずして勝つ方法。
4.形 篇…ここでゆう形とは自分や相手の姿勢や状態に関して注意することを説いています。
5.勢 篇…個々の力だけをアテにせず、全体の勢いを上手く引き出すことを載せてます。
6.虚実篇…虚構(偽り)を駆使し、相手の油断やスキをどんどん突くことを説いています。
7.軍争篇…こちら側の有利な状況になる様な流れを作り、相手より一歩先へ行くことを載せてます。
8.九変篇…物事の利害を両方とも把握し、危機管理を備えることを書いています。
9.行軍篇…主に部隊の移動や配置する時の注意事項を述べていますが、他にも相手(敵)側の言動から読み取れることを書いています。
10.地形篇…土地の形状に応じて戦い方を変えることやそれを指揮する者の心構えを書いています。
11.九地篇…地形篇をさらに掘り下げた内容。どうゆう土地がありそれぞれの対処法が書かれています。また集団の力を発揮するための条件も載っています。
12.火攻篇…効率よく火攻めを行う方法です。
13.用間篇…間とは間謀、いわゆるスパイのこと。情報戦の重要性を書いています。
次回からは管理人が孫子の兵法で気になった所を抜粋し紹介していきます。